プログラム

会期:2025年 10月30日(木)、10月31日(金)

1日目(10月30日)

受付

11:45 -

開会挨拶

12:30 髙久 洋暁(実行委員長)

セッション1 醸造で活躍する酵母のポテンシャル

12:40 - 14:45 座長:青木 俊夫、野田 陽一

講演者 所属 講演タイトル
中瀬 舞白鶴酒造株式会社 研究室清酒酵母の液胞酸性化による醪(もろみ)環境適応と発酵性の向上
磯谷 敦子酒類総合研究所老香前駆体低生産酵母の育種と実用化
中山 俊一東京農業大学 応用生命科学部清酒酵母だけがもつEHL遺伝子のふしぎ
大泉 祐介キリンホールディングス株式会社ビール醸造における酵母とプリン体との関係について
鈴木 成宗ISEKADO 代表取締役社長酵母と共に歩んだ超遠回りサクセスストーリー

セッション2 「酵母・糸状菌のミクロな知恵:分類、性、構造、そして応用へ」

15:00 - 17:05 座長:横尾 岳彦、正木 和夫

講演者 所属 講演タイトル
前川 裕美九州大学大学院農学研究院ホモタリズムの進化を探る:Ogataea 酵母における多様な接合型制御
柴田 紗帆千葉大学真菌医学研究センター菌類の命名
泉津 弘佑滋賀県立大学 環境科学部遺伝子喪失に基づくゲノム比較法による網羅的遺伝子同定 -植物感染機構をモデルとして-
宮澤 拳国立感染症研究所 真菌部アスペルギルス属糸状菌の細胞表層構造の解析から見出した菌糸分散株の新たな応用展開
岩間 亮東京大学 大学院農学生命科学研究科、東京大学 微生物科学イノベーション連携研究機構糸状菌の生体膜研究から迫る細胞形態制御機構とその応用可能性

懇親会 ANAクラウンプラザホテル新潟

18:00 -

2日目(10月31日)

受付

8:30 -

セッション3 「Non-Conventional Yeastsが拓くサステイナブルな未来」

9:00 - 11:05 座長:福田 良一、佐藤 里佳子

講演者 所属 講演タイトル
赤田 倫治山口大学 工学部酵母の温工知新 -産業界に温ねて新しきを知る-
尾形 智夫前橋工科大学 生命工学領域味噌醤油酵母Zygosaccharomyces sp.の接合性発現と分子育種
𠮷川 潤東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科新たに発見された2種の non-conventional yeast を用いた機能性糖類の生産
北本 宏子農研機構 農業環境研究部門イネに棲む酵母の酵素でプラスチックの環境汚染をゼロにする
近藤 昭彦(株)バッカス・バイオイノベーション、神戸大学酵母スマートセルの創成とバイオものづくりへの応用

セッション4 「実験室酵母と紐解く生命のしくみ:基礎から応用へ」

11:20 - 14:25 座長:松浦彰、八代田陽子

講演者 所属 講演タイトル
船戸 耕一広島大学 大学院統合生命科学研究科オルガネラ膜接触部位を介した脂質輸送機構
中野 明彦東京科学大学、理化学研究所酵母研究から提案する膜交通の統合的理解
12:10 - 13:10 昼食
佐藤 政充早稲田大学 先進理工学部分裂酵母の休眠とそこからの目覚めの分子機構を紐解く
竹川 薫九州大学大学院 農学研究院真核微生物の細胞表層糖鎖を介した細胞間認識システム
杉浦 麗子近畿大学 薬学部創薬・疾患モデル生物としての酵母の挑戦

セッション5 未来につながる新潟の酵母研究

14:40 - 16:45 座長:西川周一、山崎晴丈 

講演者 所属 講演タイトル
栗林 喬新潟県醸造試験場/新潟食料農業大学新潟県内の蔵付き清酒酵母の醸造特性と清酒製造への実用化 -「蔵付き酵母」の醸造特性から日本酒の個性を探る-
重松 亨新潟薬科大学 応用生命科学部高圧処理技術を活用した発泡性にごり酒「AWANAMA」の開発と市場展開の可能性
西田 郁久新潟大学 日本酒学センター酵母のアルコール発酵と CoQ との関係
小笠原 渉長岡技術科学大学 技術科学イノベーション系いま、なぜ、スクリーニングなのか? ~ミリオンスクリーニングの挑戦~
髙久 洋暁新潟薬科大学 応用生命科学部油脂酵母によるテーラーメイド油脂発酵生産が支える食料安全保障

閉会挨拶

16:45 髙久 洋暁(実行委員長)